更年期障害の症状は非常に多岐にわたるうえ、いくつもの症状が同時に出現することもしばしばあります。

たとえば、「ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)」、「動悸」、「めまい・立ちくらみ」、「倦怠感」、「抑うつ・イライラ」、「頭痛、腰痛、肩こり」、「吐き気」、「不眠」などなど……挙げていけばキリがありません。
これらの症状が一挙に訪れるなんて、とても辛くてシンドイこと。薬の力を頼ってでも、なるべく早めにこんな悩みとサヨナラしたいと願うのは無理がありません。
更年期障害用の市販薬はいくつも出されています。中でも最もメジャーなのが小林製薬「命の母」シリーズです。
更年期の様々な症状に効く」と広く宣伝されていますが、果たして本当なのでしょうか……?
今回の記事では、そんな「命の母」シリーズを徹底解剖します。
効果・効能や飲み方、使用者の口コミから気になる副作用についてまで、しっかり学んでいきましょうね。
説明する女性

「命の母」の基本情報!値段や効果・効能は?

では、今回のテーマにさっそく入っていきましょう。

命の母」とは小林製薬が製造・販売している更年期障害用の薬です。
医薬品の中でも「第2類医薬品」に分類されており、薬局やドラッグストアで手に入れることはできますが、購入の際は薬剤師または登録販売者による情報提供が努力義務とされています。
正式名称は「女性保健薬 命の母」といい、「命の母A」と「命の母 ホワイト」の2種類があります。
以下に、それぞれの特徴をまとめてみました。

更年期に効く!「命の母A」の値段や特徴

まず、「命の母A」の特徴や価格をみていきましょう。

価格】700円(84錠入り/税抜)
向いている人】40~50代の女性
効果】更年期の精神症状(イライラ、抑うつ、不安感、倦怠感など)、ほてり、頭痛、肩こりなどの改善
特徴】13種類の生薬に、更年期の症状を改善させるビタミンB群、葉酸、パントテン酸カルシウム、大豆レシチンなどをたっぷり加えている。特に生薬は精神症状に効果の高いものを配合してあるため、抑うつや倦怠感の改善が期待できる。

生理の諸症状に!「命の母 ホワイト」の値段や効果

続いて、「命の母 ホワイト」です。

価格】1,100円(84錠/税抜)
向いている人】30~40代の女性
効果】生理痛、頭痛の改善。PMS(月経前症候群)などによるイライラや抑うつ、生理不順、冷え性の改善
特徴】血行を促進する生薬を多く配合している。また、体内に溜まっている「水」の流れをうながし、頭重感や倦怠感などの有効な生薬もたっぷり配合。生理にまつわる諸症状の改善が期待できる。
名前はよく似ていますが、こうして並べてみると異なる点が様々あることが分かりますね。
最大の違いはそれぞれが持っている効果。「命の母A」は更年期障害に、「命の母 ホワイト」は生理の際に出る症状によく効くとされています。
更年期障害の改善を目的にするのなら、選ぶのは「命の母A」のほう。しっかり覚えておきましょう。

もっと詳しく知りたい!「命の母」シリーズの成分と効果とは 

ここからは2種類の成分や効果の違いを、もう少し細かくチェックしていきましょう。

薬
命の母A」に含まれている生薬は13種類あります。
・血のめぐりをよくするもの…ダイオウ/センキュウ/コウカ/
・血を補うもの…シャクヤク/トウキ
・気のめぐりをよくするもの…ケイヒ/コウブシ
・気を落ち着けるもの…カノコソウ/ニンジン
・水の流れを促すもの…ソウジュツ/ブクリョウ/ゴシュユ
・淡を切り、吐き気を防ぐもの…ハンゲ
また、配合されている栄養素は以下の通りです。
・ビタミンB1…肩こり、腰痛の緩和
・ビタミンB2…にきび、肌荒れの改善
・ビタミンB6…にきび、肌荒れの改善
・ビタミンB12…貧血の改善。末梢神経の働きを整える
・葉酸…貧血の改善
・カルシウム…脂肪や糖質の代謝を助ける
・タウリン…肩こり、腰痛の緩和
・ビタミンE…血行改善、冷えやのぼせの緩和
・ビオチン…脂質、糖質、タンパク質の代謝を助ける。皮膚炎を緩和させる
・生成大豆レシチン…脂質の代謝を助ける
たくさんの成分がギュッと詰め込まれていますが、特に注目すべきは「カノコソウ」。これは更年期の精神症状に高い効果を発揮する生薬として知られています。
「母の命A」にはカノコソウが多く配合されているため、イライラや抑うつ、倦怠感を感じている人にはピッタリの薬といえるでしょう。
いっぽうの「命の母 ホワイト」には、どのような成分が含まれているのでしょうか。見ていきましょう。
・血のめぐりをよくするもの…ボタンピ/トウニン/ダイオウ/センキュウ
・血を補うもの…シャクヤク/トウキ
・気のめぐりをよくするもの…ケイヒ
・気を落ち着けるもの…ニンジン
・水の流れを促すもの…ソウジュツ/ブクリョウ/タクシャ
「命の母A」と比較すると成分の種類は少ないものの、目立っているのが「ボタンピ」と「トウニン」。
これらは体内の血液循環を改善する作用があります。血の巡りが良くなることで、不順だった生理周期を整えることが期待できます。
また、体を潤し、老廃物や毒素の排出を促す「タクシャ」も配合されています。倦怠感、易疲労性に効果的です。

いざ服用する前に!「命の母」の飲み方と使用上の注意

続いて、命の母の飲みかたを解説していきましょう。

「命の母A」、「命の母 ホワイト」ともに、ポイントは同じ。1回につき4錠、1日3回毎食後に水またはお湯で服用します

水とグラス
また、注意しなければならない点もいくつかあります。
  • 医師による治療を受けている人、妊娠している人、過去に薬でアレルギーを起こしたことがある人、体の弱い人、下痢をおこしやすい胃腸虚弱の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること。
  • 飲んだ後に、発疹やかゆみ、食欲不振。吐き気、激しい腹痛やそれに伴う下痢が起きることがある。また、生理が早めに来たり、経血量が増えたりすることもある。そのようなことがあった場合直ちに病院を受診すること。
このように、服用後に副作用がでることもあります。
命の母シリーズを飲んだ後、体に異変があらわれたらすぐに医師に相談しましょう。

実際どうなの?「命の母」使用者の口コミまとめ

では実際に、「命の母」シリーズにはどれくらいの効き目や副作用があるのでしょうか。
ネット上にある口コミを紹介しましょう。

パソコンを使う女性
1年に1回あるかないかだった生理が、命の母Aを飲みはじめてから定期的に来るようになった。また、手足の末端も心なしかポカポカしてきており、冷え性も改善された気がする
めまい、むくみに悩んでいた時に先輩ママから噂を聞いて購入しました。飲み始めてから約2か月すぎましたが、めまいは少し良くなったように思えます。また、生理痛がウソのように軽くなり、月経の時の出血量も減ってスッキリした生理になりました。
いっぽうで、むくみはあまり改善されず。その点はちょっと残念でした。
体質に合わなかったのか、副作用がかなり強く出ました。まず服用後2時間くらいで、猛烈に口の中が乾いてくる。その後お腹がガマンできないくらい痛くなり、下痢になってしまいました。たまたま体調がわるかったのかな?と思って、タイミングを変え何度か試してみましたが、いつ飲んでも結果は同じ。
生薬ベースなので副作用はないか、あってもわずかなものだろうとタカをくくっていましたが、これほどとは…。これじゃ使えないので、友達にあげちゃいました。
こうしてみると、生理痛や生理不順、精神症状などにはある程度しっかりした効果を発揮するようですね。
しかし最後の口コミのように、体質に合わない場合はキツい副作用が出現することもあるので、服用は慎重にすべきです。

「命の母」の副作用、いったいどんなものがあるの?

ここまで数回登場してきた、命の母の「副作用」の問題。

飲む前にもう少し詳しく知っておきたいですよね。ここで改めて、実際に飲んだ人の体験談などから「どのような副作用が出るのか」を抜粋しまとめていきたいと思います。
笑顔で説明する女性
よく見られるものには、
  • 吐き気
  • 腹痛
  • 頭痛
  • 胃痛
  • 肌荒れ
  • 動悸
  • 不正出血
  • めまい
  • ボーっとする
  • 太りやすくなる
……といったものがありました。
中には「副作用というわけではないが、自分には効果がなかった」という口コミも。
どのような症状が出るにしても、ツラい更年期障害を改善させるために飲んでいる薬で逆に体調を崩してしまうのならそれは本末転倒なこと。
また、副作用の怖さは「事前に予測しきれない」という点にもあります。不快症状が出現するのか/しないのか、どんな副作用がでるのか、ということは薬を飲んでみないとわからないのです。
軽い気持ちで服用し、思いもよらない重篤な副作用が出てしまったら……そう考えると恐ろしいですね。
治療法を選ぶなら、できるだけ安心・安全なものを選びたいもの。副作用が出やすい医薬品は避けた方がいいのかもしれません。

やっぱり薬はちょっと怖い…手軽に試すならサプリか漢方!

ここまでお読みいただければもうお分かりでしょう。薬は効果が強いぶん、体へ大きな負担を強いるものです。

また、体質に合わないものを飲むと、強烈な副作用が現れることもあります。軽い気持ちで薬を試すのは、あまり勧められることではありません。
もしもなにかを気軽に試してみたいのであれば、薬ではなく健康食品がいいでしょう。サプリメントや漢方ならば、体へかかる負担や副作用の心配がグッと減ります。
更年期障害のさまざまな症状にアプローチすることができるサプリはたくさんあります。店頭やインターネット通販サイトなど、さまざまなところに情報が落ちているので、気になる方は一度調べてみましょう。

選ぶのが難しい人へ!更年期にぴったりのサプリはコレ

サプリメント

どのような成分が更年期の諸症状をうまくケアできるのか。調べる手間や時間を摂ることがなかなかできない方のために、ここでひとつ紹介しておきましょう。
自然由来の漢方成分、高麗人参です。
高麗人参はウコギ科の多年草植物。4,000年以上も昔から「万能薬」として世界中で重用されてきました。
健康パワーの源となるのは、ジンセノサイドと呼ばれる有用成分です。これが体内の「活動-休息バランス」を丁寧に整え、更年女性の悩みをしっかりサポートしてくれるのです。
体への負担や副作用の心配もいりません。高麗人参は科学的に作られた医薬品とは異なり、完全に天然由来の素材です。体へのアプローチも、とても自然でやさしいもの。「症状を無理やり押し込める」のではなく、「人間がもともと持っているちょうどよいバランスへ促す」のです。
体に無理な負担をかけることがないため、副作用も出現しないというわけです。
もちろん体質を選ばず、どのような人でも摂取することができます。
また「万能薬」と呼ばれているだけあり、効果・効能も非常に多岐に渡ります。
更年の悩みがきっかけで飲み始めたけれど、思わぬオマケ作用がたっぷりついてきて嬉しい」という声も多数。たとえば美肌ケア、エイジングケア、滋養の維持などなど。
朝からシャキっと元気、うるおいとハリのある毎日へ。高麗人参は、きっとあなたのよいナビゲーターになってくれるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は、更年期障害向け医薬品として最もメジャーな商品「命の母」について解説してきました。

「命の母」シリーズには、「命の母A」と「命の母 ホワイト」の2種類があります。名前は似ていますが、含まれている成分や効果・効能には違いがあるので要注意
更年期障害の諸症状に特に効果的に作られているのは、「命の母A」のほうです。イライラや不安感、抑うつなどの精神症状を緩和してくれる成分がたっぷり配合されています。
しかし念頭に置いておかなければならないのは、薬ならではの「副作用」の問題です。「命の母」シリーズは薬局店頭で購入することができますが、分類としては第二類医薬品
これは強い副作用が出る可能性があるため、販売時に登録販売者などによる説明が努力義務として課せられているものです。
薬は体質に合わない場合などに取り返しのつかない副作用が出ることも考えられます。効果が高いからといって、安易に手を出すのは賢明とは言えません。
気軽・手軽にトライしたいなら、薬ではなくサプリメントや漢方のほうがいいでしょう。たくさんの商品が出ているので、さまざま試してお気に入りを探してみるのもアリ。

アメリカの主婦も漢方で更年期対策しています

更年期障害の最先端医療はハーバード大医学部があるアメリカです。
しかし、本場アメリカでも、ホルモン療法のような副作用がある西洋医学ではなく、副作用の心配がない漢方成分である高麗人参が更年期対策として大変注目されていて、中でも10年連続世界No.1の売り上げを誇る「正官庄」は更年期のアメリカ女性に特に人気があります。



高麗人参にだけ含まれている更年期障害有用成分「ジンセノサイド」は、自律神経をサポートし「めぐり」を改善し「ゆらぎ」を抑えてくれますので、快適な更年期を過ごすことができるでしょう。